Solaris8のインストール
Solaris8をインストールするのですが、ノートPCを利用するにあたりWindows環境無視することはできない
ので、プリインストールされているWindows2000とSolaris8の両方のシステムか起動できる環境にしました。
はじめに、Windows2000とSilaris8が使用するディスク領域を決める必要がありますが、このノートPCの
内蔵ディスクは6GBですので、Windows2000の基本区画を2GBとし残り4GBをSolaris8の区画に割り当てる
ことにしました。Windows2000とSolarisで共有できるディスク領域があると何かと便利だと思いますが、
この環境では、無視しています。なお、Windows2000環境はNTFSを使用する事にしていますので、
当然ですがSolarisからアクセスすることはできません。
まずは、Windows2000のインストールです。
FLORA
270SXに付属するリカバリーCDで2GBのディスク領域にインストールしWindows2000が起動できる
ことを確認です。とりあえず起動できたことを確認してSolaris8のインストールに.....
このノートPCの決めてとなってCD-ROMブートを利用するため、BIOS設定画面よりブートデバイスで
CD-ROMが先に検索するように変更です。
Solaris8のインストールですが、「Web
Start」を利用したインストールはできません。
よって「Solaris8
Software 1 of 2」をCD-ROMドライブにセットして起動です。
インストール作業での注意として
kdmconfigの設定はしない事です。この設定はキーボード,マウス,グラフィックデバイス,モニターの設定するのですが、サポートされていないグラフィックデバイスを使うノートPCですので、インストール完了後に
Accelerated-XまたはXFree86で設定する事になります。インストール中に何回かリブートが行われますが
毎回kdmconfigの設定を尋ねてきます。常にF4_Bypassでこれらの設定をスキップする。
Accelerated-Xのインストール
Accelerated-Xのインストールじたいは問題なくインストールする事ができました。特に注意する点もなく
指示に従ってインストールすれば問題なくインストールできます。ただ今回準備したAccelerated-Xの
バージョンは5.0.3で....Solaris8には対応していなかったのです。
インストール後リブートすると.....Xの起動でエラーして上手くX環境が起動できません。
Xiグラフィックスのホームページを覗くとSolaris8対応のパッチがアップされていました。
即Getしてパッチをあててみると今度はチャンと起動できるようになりました。
現在Accelerated-Xはバージョン6.0にアップデートされSolaris8も対応しています。
Windows2000とSolaris8の起動選択画面
CDEログイン画面(Accelerated-Xインストール後)
CDEログイン後の画面