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Last Update:2001/01/08

 

◆syslog.confの記述について

    書式

    ファシリティ.プライオリティ <-- TAB --> アクション
    「ファシリティ.プライオリティ」と「アクション」は、必ず1つ以上のタブで区切ります。
    空白などで区切ると正しく動作しません。

    ファシリティ

    ファシリティ 番号 内容
    KERN 0 カーネルから出力されるメッセージ
    USER 1 ユーザ・プロセスからのメッセージ
    MAIL 2 メール・サービスからのメッセージ
    DAEMON 3 すべてのデーモン・プロセスからのメッセージ
    AUTH 4 認証サービスからのメッセージ
    SYSLOG 5 syslogからのメッセージ
    LPR 6 印刷サービスからのメッセージ
    NEWS 7 ニュース・サービスからのメッセージ
    UUCP 8 UUCP転送サービスからのメッセージ
    CRON 15 cronから出力されるメッセージ
    LOCAL0〜7 16〜23 自分で好きなファシリティをつけて出力する場合に使用する

    プライオリティ

    プライオリティ 番号 内容
    EMERG 0 非常に重大なメッセージ、システムの緊急事態
    ALERT 1 すぐに修復が必要なエラー
    CRIT 2 致命的なエラー
    ERR 3 そのたのエラーメッセージ
    WARNING 4 警告メッセージ
    NOTICE 5 注意のメッセージ
    INFO 6 各種情報メッセージ
    DEBUG 7 デバッグ用メッセージ
    番号が小さい程プライオリティが高い

    アクション

    記述 アクション
    ログメッセージを出力するファイル名を指定 ファイルは、追加モードでオープンされる。
    ファイルがない場合は、作成しない。
    @を付けたホスト名 選択したメッセージは、指定ホストのsyslogdにフォワードされる。
    カンマ(,)で区切ったユーザ名のリスト ユーザがログインしている場合にユーザの端末にメッセージを
    表示する。
    アスタリスク(*) ログインしている全ユーザの端末にメッセージを表示する。