◆UFSロギングの設定
Solaris7からの機能で、UNIXファイルシステム(UFS)への変更操作がログ領域に書き込まれてから、 ファイルシステムに適用する機能である。このロギング機能を有効にする事にUFSファイルシステムの 整合性を保つことがでる。 つまり、突然の停電などでシステムが正常にshutdownできなかったときやシステムがクラッシュの後に、 システムをリブートするが、リブート時に実行されるfsckを省略でき再起動時間の短縮する事がでる。
この環境を常時稼動状態にしてすぐ、2度も停電でダウンした事があるので、ロギング機能を有効に してみました。......この後は、停電によるダウンは発生していないので効果は、まだ確認していません。 効果を確認したくないけど...チョット気になります。
ロギングを有効にするには、mountコマンドのオプションでloggingを指定してファイルシステムを マウントすれば有効になります。でも、ファイルシステムマウントするのはブート時がほとんどなので、 /etc/vfstabにロギングオプションを記述して、ロギングを有効にして見みました。
この環境の/etc/vfstabの設定です。
#device device
mount
FS
fsck mount
mount #to mount to
fsck point
type
pass at boot options fd
- /dev/fd
fd - no
- /proc -
/proc proc
- no
- /dev/dsk/c0d0s3 -
- swap
- no
- /dev/dsk/c0d0s0 /dev/rdsk/c0d0s0
/ ufs
1 no
logging /dev/dsk/c0d0s6
/dev/rdsk/c0d0s6 /usr
ufs 1 no
logging /dev/dsk/c0d0s1
/dev/rdsk/c0d0s1 /var
ufs 1 no
logging /dev/dsk/c0d0s7
/dev/rdsk/c0d0s7 /export/home
ufs 2 yes
logging /dev/dsk/c0d0s5
/dev/rdsk/c0d0s5 /opt
ufs 2 yes
logging swap -
/tmp tmpfs
- yes
-
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